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Surface = サーフェィスという言葉。


8月も第2週。
来週からお盆休みのところも多いので、忘れてる事がないか、確認しながら...の週。

そして、秋冬モノのお届けが始まったばかりなのですが、来年の春夏モノを考えています。
まずは、時間のかかるテキスタイル用のグラフィックから...
楽しくもあり、煮詰まる事もあり。今のところは楽しく作っています。

その柄や色彩の話でもあるんですが、最近「Surface / サーフェイス」という言葉を、方々で聞くようになりました。

サーフェイス。ちなみに、マトリスムの正式名称は「マトリスム サーフィスデザイン」です。

なぜこの名前にしたかというと、
オリジナルのテキスタイルを、スカーフやストールなど生地に近い形で発表するようになって4シーズン目ですが、
もともと、手刷りのシルクスクリーンの総柄生地を帽子にし始めたのがMIFUNEの始まりで、
最初は帽子より、生地に重きを置いていた事が由来なのです。

生地という平面のデザインが立体になった時の面白さがあったから、MIFUNEが続いているのですが、
もとは、平面の人です。

立体を、ピッタリと覆うような表皮。形と表皮の間が真空なぐらいに。

それぐらい、形になる事でその「表皮」が活きるような、
そんなグラフィックやカラーリングと、コンセプチャルなテーマで創っていく...というのが、
マトリスムのクリエイションです。

その「表皮」にあたるのが、「Surface / サーフェイス」なんですね。

最近この言葉を広告に使いはじめた、Windows系のPCでも
いろんな色が選んでもらえます/お好きなセッティングができます、という、
単にカラーバリエーション以上の事を説明しようと思った時に、
日本語でぴったりくる言葉が見つからなかった、というのが「Surface / サーフェイス」を使いはじめた理由かと。

カタカナに変換すると、大多数は「サーフェイス」となりますが、
マトリスムはあえて「サーフィス」にしています。

ネィティブぐらい喋れる友人は、サーフィスは何かの間違いでしょ、フィスじゃなくてフェイスでしょ、と、
正しく書いてくれますが「フィス」にしました。
ちなみに、どっちも正解。「フェイス」の方がメジャーな読み方なだけで。

デザイナーの恩師が「Surface」を「サーフィス」と発音してたから、というのもあります。
その方が、響きがいい気がして。

そして、この屋号にした時に友人から「表面デザインって事 うわべなの?」とも言われました。
もちろん、ちゃんと理解してのカラカイだけど...笑う

でも、うわべ、というのも、まんざらハズレじゃないのです。

これまで、結構いろんな「表皮」のデザインをやってきたと思います。
自分たちで直接できなくても、ディレクションすることも、少しずつ増えてきました。

例えば、写真の手紡ぎの毛糸。
秋冬のMIFUNEでコラボさせてもらった、毛糸紡ぎ作家のウスダレイコさんの糸。
この、超アナログな素材。1点モノじゃないなんて、気がおかしい。と思うかもしれません。

確かに、全く同じはできません。でも、この場合は「空気感」を揃えることで、生産が可能になります。

表皮の空気感。その表皮のすぐ上は、ひんやりした空気が漂っているのか、酸素が薄いほどの熱さなのか。
それとも、息をのむような知性が漂っているのか、デリカシーのカケラも無いムキダシがいいのか。

そのイメージが、なんとか伝われば、そのディレクションは成功。...受け手の方が優秀だからこそ出来る事なのですが...冷や汗

表皮、サーフェイスのデザインというのは、そういう事なのです。

出来上がった時の、手にした人の、その人のいる場所に、どんな佇まいのうわべなのか。うわべ上等!笑
 
「サーフィス」という発音の方を選んだマトリスム。
ひと味ちがう「表皮」の事を感じ取っていきたいと思います。


(...そして、新作のグラフィック制作に戻る...)




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