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MIFUNE / KROFUNE Official news blog by mtrism surfacedesign.
年頭らしくファッションの話し、そしてLUSHLIFE。


2015年が始まって半月。次の秋冬新作を考える日々が続いております。
少しばかり濃いスタート!? 適度にリフレッシュしながら進みたいものです。

そうは言ってもまだ春夏物のデリバリーも始まっていませんが...
お問い合わせや検索などいただいていますが、MIFUNEもKROFUNEも15ssは2月からお届けスタートです
最近は真夏以外はかぶっていただけるようになったウールフェルトのHATや、
受注会でも人気のあったスプリング・ガウンなどからお届け予定です。

新しくご紹介いただけるお店・地域もいくつかあります
また近くなったらお知らせしますので、今しばらくお待ちください顔







ファッション感覚のはなし。

...という事で 表題にもあるように、年頭らしくファッションの話しでも。

新作や新プロジェクトを進めるにあたって、いろんな資料に目を通します。
本や雑誌だけでなく、実際に街に出たり、ARTを見に行ったり...

そんな中、2012年2月の雑誌を見ていたら興味深い記事がありました。
『3.11以降ファッションはどう変わったか、そしてどう変わっていくのか。』

街中でもよくお見かけする、アローズの栗野さんがお話しされていた記事の中に、

僕らが考える洋服というものは、消費ではないし、買って終わりのものでもない。
“装いを正す”とか“襟を正す”とか、日本人にとって服を着るということは、もともとスピリチュアルなものです。
着物の時代には『こういうことを考えている人は・こういう所作で・こういう着物を着て』というのが
全部一緒になっていたので、着ることにおいてすべてが表現されていたわけです。


...という一節があって。
その後コラムは、震災で多くを失ったお客様が、自分が一歩を踏み出すために高価な靴を買ってくださったという
話しになっていくのですが、本当に改めて「着る」という事は「気持ちを上げる糧」なのであり、「表現」なんだなぁ...と思い。

新作でどんなモノを作ろうかと考えるとき、身につけてくれるお客様の事を考えます。
特にここ数年(それこそ、特に2011年以降かもしれない)、自分たちが作りたいモノだけを全面に出すのではなく、
「今年はこんな空気感だな」とか、「この色は来年まで待つべきだな」とか、
引き出しから出したり仕舞ったりを繰り返しながら、プランしていきます。

何故なら、ファッションとはいくら素敵でも、早すぎても遅すぎてもダメだからで、
その時代の感じ方が、人それぞれの個性だし、それぞれのブランドの特色となって出るのであって。

なので、いくらベーシックなアイテムが流行ったとしても、右へならえでは何処でも買えるものにしかならないし、
単に消費されるだけで、なんでわざわざ作ったんだろう...となってしまう。

そういう事は、大手の会社さんがやる事であって、
MIFUNEやKROFUNEでやるべき事では全く無く、そんな「右へならえ」が求められている事もないわけで。

やっぱり「表現」なんですね。表現のためのアイテム。
こう見られたい・表現したいと、お客様に思ってもらえるような気分を上げるアイテム。

そういう所で、モノ作りをしていきたいと、改めて思った年頭でした。








LUSHLIFE、フォーエバー。

MIFUNEとKROFUNEのお取引先に、仙台の「LUSHLIFE」さんというお店があります。
私たちが仙台出身ということもあって、オーナーのシホさんとは公私ともにお付き合いさせていただいているのですが、
1月末をもって閉店されるとの事。

...閉店の事を記事にする...というのはあまり無いかもしれませんが、マトリスムでデザインを担当させて頂いた経緯もあり、
私たちにしか書けない事もあるので覚え書きもかねてお伝えしたいと思います

デザインを担当というのは、お店のロゴやショッピングBAGを始め 様々なグラフィックデザインをやらせていただきました。
それまでも伝説のgardenさんや、SAKURAさんのショッピングBAGや販促ツールなどもデザインさせていただいているのですが
お店を作るという時に立ち会って、ロゴマークからやらせていただいたのは3店の中でもLUSHLIFEさんが初めてで。
開店までの3ヶ月ぐらいをかけて、デザインしたように思います。

LUSHLIFEのロゴは、象徴的な飾り文字のロゴマーク、赤葡萄酒の入った杯・百合の花・りんご・鍵・光…と、
店名を表すロゴタイプから成っています。

何か印になるような、わかる人には判る、物語性のあるアイコンを入れたマークがあったら良いなぁ...と思ったので、
創世記や神話、聖書に出てくるようなものや、
ターゲットだった 大人の女性に向けて、手にしていて欲しいものなどをモチーフにデザインしました。
そして、副題として英文で入れたコピーには甘美なチョコレートを。
お店の名前「豊潤な人生」にふさわしい煌めきを手に入れるべく、プランした記憶があります。

...というように、手短に話すとこのようなデザインコンセプトですが、
シホさんにプレゼンする時には、あまり細かな説明をしなかったと思います。
感覚が鋭いので、あまり説明しなくても、こんな感じという空気感を投げて、解ってくれるように思っていたフシもありますが...冷や汗
わからない事はわからない、と言ってくれるので、その辺は安心してデザインできるのです。

ショッピングBAGのデザインも楽しかったなぁ〜
印刷担当の営業さんに、そんな合わせ技した事ないって言われながら、何度も根気よくプランに付き合ってもらったと思います。
1色+金箔だけで、こんなに雰囲気ある紙袋、他に無いと自負しています。
(なので、この紙袋は残っていたらSAKURAでも使って欲しい...

お店を閉める事について、シホさんのブログで書かれていますが、終わらせた事というのは 何か新しいことへの「はじまり」です。
こうして開店する時から関わらせていただいた事、そして機会をいただいた事。とても感謝しています。
本当にありがとうございました顔
引き続き、仙台はSAKURAさんにてよろしくお願いいたします

...というように。変わっていける、変化を楽しむ事が出来る、というのは素敵な感覚だな、と思った2015の年頭。
マトリスムらしく、進んでいきたいと思います



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