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お買い物のこと。

2017年もはじまって、立春も過ぎ。
毎年1月というのは、のんびり・ゆったり時間が流れているのですが、今年の1月のなんと早い事
そしてもう2月。ただ、早いばかりでなく短時間にいろんなモノを見たり、出会ったりしてる、
なんだか珍しい1年のスタートです。

1年のはじまりと言えば、1月の上旬、2年に渡ってお休みしていたデザイナーのブログが復活しました。
商品を作る以外のアウトプットもした方がいいですからね。
この時期の過ごし方など「まじめかよ」という題名で書いていますが、
次の新作に向けて、選んだり迷ったり悩んだりの、大まじめの毎日。

商品を作る時、お買い物についてよく考えます。
作るだけでなく、何をどう買うか、誰から買うか。そこがすーっと想像できないとモノが出来上がりません。

買う方の体験でかなり楽しかったことがいくつかあったので、覚え書きとして書いておきます。






新宿の某セレクトSHOPでやっていた、スタイリストの高橋靖子さんの展示に立ち寄った時に。
セレクトSHOPはもう半分ぐらいはライフスタイル展開されて久しいですが、ここも同じ...ぐらいに思っていた。
そしたら!益子や京都や沖縄のうつわのなんと訴えかけてくること。まんまと買いました。

モノは作る時に飽きるほど見なければいけないので、判断はきびしい方なんですけどね。
会う時には会ってしまうもんで。そして、それを逃したら会えないんだよね。

そう思わせるような、一歩前に踏み出してくるうつわ達。
お店の方と話していたらもう10年もうつわや工芸品を展開しているんですよ、との事。
昨日今日のライフスタイルではなかった訳です。

その後、新宿で買ったうつわと同じ窯元の別なサイズ・柄の商品を別な所で見たんですよ。
そしたら驚くほど欲しくなかった。それはなぜか。

新宿のバイヤーさん、それはそれは足しげくその窯元に通っていて。インスタとか見る限り。
そして作り手に、このうつわのこの部分が良くて自分は買い付けているんだ、ここが素敵なんだよ、という事を
きっと伝えているのだと思う。

そういわれると、作り手は、形作るとき・彩色するとき・焼き上がりにおいて、
自然にそのポイントに合わせて商品をセレクトする。
考えなくやったことでいいことって、本当に偶発的なことでその素敵の再現は難しいのですが、
選ぶ、って事は重要で、方向性さえ示していれば
迷わずその素敵ポイントを兼ね備えたものを選ぶ事ができるのです。

違いがあるとしたらそこなのだろう、と。誰から買うか。


 * * *


そして別の日。今度は表参道の某SHOPに立ち寄ったとき。
府中のうつわや和箪笥を扱われているお店が、イベントで出店されていて。
赤絵染錦のお皿など、まんまと買う・その2。

また会えるとは限らない、の法則にのっとり、真面目に商品を吟味し始めたところ
何度かお店の方に言われたのが「それ、かわいいですよね〜」。

この場合は 店頭にいるお店の方には、それほど思い入れが無いですね。
無いというか、ライト。または、その商品に慣れていない。

ただ、出店しているお店の方にヴィジョンがあって、原宿よりの表参道でうつわを買うような人には...という
妄想がしっかりとあって、ちょっと珍しい色合いのものが多かったのです。

パステルカラーのような色合いのものや、デニムのような藍色のお皿など。
実際に、何の料理が映えるか?という目線ではなく、この1個・単一のプロダクトとして好き、と思えるかどうか。

そういうファッション的な見方と、
表参道にわざわざ来る大人のために、とってもいい佇まいの古伊万里のお皿セット・但しお値段もカッコイイ、とか。

とにかく ちゃんとヴィジョンがないと、買う気というのが起こらない。

ただ、何かが合致した時には、いい香りがした気がして、買ってしまうんですけどね笑う


お買い物事情、作り手としてはこんな事が面白いなぁと思いつつ、考えを巡らせていました。
ネットのお買い物とは違う性質の、買う事についての覚え書き


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